あります。
このチャートは、所謂、「だまし」が少ないチャート
で、20年以上、私が愛用している優れものです。
何故、日経平均ではいけないかというと、225
銘柄という限定された株価の平均であり、更に、、証券
市場に都合の悪い銘柄は入れ替えて、平均値を操作
している、歪んだ値であるからです。
単純平均は東証1部の全銘柄の合計を銘柄数で
除した、何の作為もないデータです。
ですから、私は大局を判断するのに、この単純平均
を使います。
さて、前書きが長くなりました。
この単純平均週足三本新値足が黒線3本になって、
いよいよ下降局面が鮮明になり、2番底に向かった
ようです。
基本的に手持ち株は売り、底値を待つ展開でしょう。
これは民主政権になったとかは関係ありません。
自民党政権でも下げに入った筈です。
株式は需要と供給の関係で決まるから、売り手の
多い層まで値上がりしたということです。
売り手がいなくなるまで下がるでしょう。
ずばり、2番底はどこか!
それは白線出現までです。
黒線は現在3本。
上昇の白線は11本でした。
多分、黒線10本は下がると思いますから、あと7本。
底打ちは早くて11月末。白線出現は来春になる
かも知れません。
1990年の大天井を頂点に、大波、小波はあったけれど、
20年間下げ続けた株式市場もようやく底値を打って、
往来相場に入るかと考えています。